本の紹介 : 量子力学


シッフ「量子力学 (上)」 (1970) 「量子力学 (下)」 (1972) 「量子力学演習 - シッフの問題解説」

包括的な標準的テキストとしてよく引用されるものです。
私は、大学院入試対策としてこの本を利用しました。

1. 量子力学の物理的基礎
2. Schrodinger の波動方程式
3. 固有関数と固有値
4. 離散的な固有値 : 束縛状態
5. 連続固有値 : 衝突の理論
6. 量子力学の行列形式
7. 量子力学における対称性
8. 束縛状態に対する近似法
9. 衝突の理論における近似法
10. 同種粒子とスピン
11. 輻射の半古典論的取扱い
12. 原子・分子・原子核
13. 相対論的波動方程式
14. 波動場の量子化


清水明 「新版 量子論の基礎 - その本質のやさしい理解のために」 (2004)

副題の通り、量子論の本質をやさしく説明しようとしています。
量子論に関心のあるすべての人にとって面白いと思います。
どちらかというと公理的です。

1. 古典物理学の破綻
2. 基本的枠組み
3. 閉じた有限自由度系の純粋状態の量子論
4. 有限自由度系の正準量子化
5. 1次元空間を運動する粒子の量子論
6. 時間発展について
7. 場の量子化―場の量子論入門
8. ベルの不等式
9. 基本変数による記述のまとめ


ランダウ=リフシッツ物理学小教程 「量子力学」

第1部 非相対論的理論
1. 量子力学の基本概念
2. 量子力学における保存則
3. シュレーディンガー方程式
4. 摂動論
5. スピン
6. 粒子の同等性
7. 原子
8. 2原子分子
9. 弾性衝突
10. 非弾性衝突

第2部 相対論的理論
11. 光子
12. ディラック方程式
13. 粒子と反粒子
14. 外場内の電子
15. 輻射
16. ファインマン図形


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