本の紹介 : 素粒子(読み物)


南部 陽一郎 「クォーク」 (1981, 1998)

1. 素粒子とは
2. クォークとレプトン
3. クォーク探し
4. 加速器のいろいろ
5. 湯川理論の誕生
6. 新粒子の出現
7. 素粒子の規則性と保存則
8. 対称性と保存則
9. ハドロンの複合モデル
10. クォークモデル
11. クォークモデルの進化
12. チャームとそれに続くもの
13. ひも付きのクォーク
14. パートンとは
15. 朝永・シュウィンガー・ファインマンのくりこみ理論
16. QCD ─ 色の量子力学
17. 対称性の自然破綻
18. 弱い相互作用の傾いた骨組
19. ワインバーグ-サラムの電弱統一理論
20. 素粒子の標準模型1 ─ 素粒子物理の現状のまとめ
21. 素粒子の標準模型2 ─ フェルミオンの質量
22. 統一場の理論
23. 大統一のプログラム
24. 素粒子物理学のゆくえ


南部 陽一郎・江沢 洋 「素粒子論の発展」 (2009)

1. 素粒子論の展望
2. 発展の経路
3. 日本の物理を創った人々


ファインマン, ワインバーグ 「素粒子と物理法則 - 窮極の物理法則を求めて」 (1990, 2006)

1. 反粒子はなぜ存在するのだろうか (R.P.ファインマン)
2. 窮極の物理法則を求めて (S.ワインバーグ)


小林 誠 「消えた反物質 - 素粒子物理が解く宇宙進化の謎」 (1997)

1. 反粒子
2. K中間子とCP対称性の破れの発見
3. 標準理論の相互作用
4. クォークのフレーバーとCP対称性の破れ
5. Bファクトリー
6. 宇宙はなぜ物質でできているか


大栗 博司 「強い力と弱い力 - ヒッグス粒子が宇宙にかけた魔法を解く」 (2013)

1. 質量はどこから生まれるか
2. 「力」とは何を変える働きなのか
3. 距離が長くなるほど強くなる―強い力の奇妙な性質
4. 神様は左利きだった―弱い力のひねくれた性質
5. 単純な法則と複雑な現実―魔法使い・南部の「対称性の自発的破れ」
6. ヒッグス粒子の魔法が解けた!
7. 標準模型を完成させたCERNの力
終章. まだほんの五パーセント


「大栗先生の超弦理論入門」 (2013)

1. なぜ「点」ではいけないのか
2. もはや問題の先送りはできない
3. 「弦理論」から「超弦理論」へ
4. なぜ九次元なのか
5. 力の統一原理
6. 第一次超弦理論革命
7. トポロジカルな弦理論
8. 第二次超弦理論革命
9. 空間は幻想である
10. 時間は幻想か
付録. オイラーの公式


吉村 太彦 「宇宙創成と素粒子」 (1985)

1. 宇宙の進化
2. 素粒子の世界
3. 対称性と保存則
4. ゲージ理論の考え方
5. 力の統一
6. 宇宙初期と大統一理論
7. 残された課題


西島 和彦 「素粒子の統一理論に向かって」 (1995)

1. 対称性と保存則
2. 第一世代の素粒子
3. 加速器時代の到来
4. 第二世代の素粒子
5. 強い相互作用とクォーク模型
6. 弱い相互作用


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