本の紹介 : 電磁気学


後藤憲一・山崎修一郎「詳解 電磁気学演習」 (1970)

とても多くの問題を扱っており、参考になります。

1. 静電界I: 真空中の静電界
2. 静電界II: 真空中の導体系
3. 静電界III: 誘電体中の静電界
4. 静電界IV: 静電界の特殊解法
5. 定常電流
6. 静電界
7. 電気磁気の相互作用I: 定常電流と磁界
8. 電気磁気の相互作用II: 電磁誘導
9. 交流
10. 電磁波
11. 電気力学
12. 荷電粒子とプラズマ
13. エレクトロニクス


ランダウ=リフシッツ「場の古典論」 (1978)

前半で、特殊相対性理論に基づいて、真空中の電磁気学が詳しく扱われています。

1. 相対性原理
2. 相対論的力学
3. 場のなかの電荷
4. 場の方程式
5. 不変な場
6. 電磁波
7. 光の伝播
8. 運動している電荷の場
9. 電磁波の放射
10. 重力場のなかの粒子
11. 重力場の方程式
12. 物体の重力場
13. 重力波
14. 相対論的宇宙論


砂川重信「理論電磁気学」 (1964, 1973, 1999)

1. 真空電磁場の基本法則
2. Maxwellの方程式の一般的性質
3. 静止物体中のMaxwellの方程式
4. 静電場
5. 定常電流
6. 静磁場
7. 準定常電流
8. 電磁波
9. 電磁波の放射
10. 運動物体の電磁気学―特殊相対論へのあゆみ
11. 特殊相対論
12. 電磁場と変分原理


砂川重信「電磁気学」 (1987)

1. 静電場
2. 定常電流
3. 電流と磁場
4. 電磁誘導
5. マクスウェルの方程式
6. 準定常電流
7. 電磁波とその放射

砂川重信「電磁気学演習」 (1987)

1. 静電場
2. 定常電流
3. 電流と磁場
4. 電磁誘導と準定常電流
5. 電磁波とその放射


長岡洋介 「電磁気学 I - 電場と磁場」 (1982, 2017)

色々な大学で教科書として採用されていると思います。

1. 電荷にはたらく力
2. 静電場の性質
3. 静電場の微分法則
4. 導体と静電場
5. 定常電流の性質
6. 電流と静磁場

長岡洋介 「電磁気学 II - 変動する電磁場」 (1983, 2017)

7. 電磁誘導
8. マクスウェルの方程式と電磁波
9. 物質中の電場と磁場
10. 変動する電磁場と物質

長岡洋介・丹慶勝市 「例解 電磁気学演習」 (1990, 2020)


中村徹, 江沢洋「電磁気学」 (2010, 2017)


「ファインマン物理学 3 電磁気学」

「ファインマン物理学 4 電磁波と物性」

The Feynman Lectures on Physics


中山正敏「電磁気学」 (1986)

標準的な内容の良いテキストだと思います。

1. 静電場
2. 導体
3. 誘電体
4. 定常電流
5. 静磁場
6. 電磁誘導
7. 電磁波


牟田泰三「電磁力学」 (1992, 2001)

理論的な面が整理されています。

1. 静電気現象
2. 静磁気現象
3. 電流による磁場
4. 電磁誘導
5. 電磁場の基礎方程式
6. 電磁波
7. 相対論的不変性
8. Lagrange形式のMaxwell理論
9. ゲージ場の古典論


前原昭二「線形代数と特殊相対論」 (1993)

数学者によるテキストです。
物理の本とは違った観点から、電磁気学の理解を深めることができます。
例えば、電流密度が2階の交代テンソルであることを学べます。

1. ベクトル空間
2. テンソル
3. 交代テンソル
4. アフィン空間
5. 外微分形式
6. 外微分形式の積分
7. ミンコフスキーの4次元世界
8. 特殊相対論における基本事項
9. クーロンの法則からマックスウェルの方程式へ
10. 電磁波


深谷賢治「電磁場とベクトル解析」 (2004)

数学者によるベクトル解析と電磁気学の本です。

1. 平面上のベクトル解析
2. 3次元空間のベクトル解析
3. 電磁気学


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