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東京工業大学 大学院
情報理工学院 情報工学系
2019年度 午前 1




1)

a)

|3125|=352(1)=17

b)

|210231121|=(6+1)(4+2)=11

c)

|111111x211x2411x38|=6(x+1)(x1)(x2)


2)

W に属するベクトルを (x,y,z,w)T とすると、 (1,1,0,1)T と直交することから x+y+w=0 でなければならず、 (0,1,1,0)T と直交することから yz=0 でなければならない。 よって、 W の基底としては、例えば、 (1001),  (1110) がある。


3)

a)

f(1)(x)=11+x

b)

f(2)(x)=1(1+x)2f(3)(x)=2(1+x)3f(4)(x)=32(1+x)4 より、 k=1,2, について f(k)(x)=(1)k+1(k1)!(1+x)k がわかる。

c)

f(0)=0 であり、 k=1,2, について f(k)(0)=(1)k+1(k1)! であるから、 f(x) のマクローリン展開は f(x)=k=1(1)k+1(k1)!k!xk=k=1(1)k+1kxk である。 よって、 g(x)=f(x2)=k=1(1)k+1k(x2)k=k=11kx2k がわかる。 したがって、 n1 について xn の項の係数は、 n が奇数のときは 0 であり、 n が偶数のときは 2/n である。


4)

X0 かつ Y0 である確率は PX(0)PY|X(0|0)=p(1q) であり、 X1 かつ Y0 である確率は PX(1)PY|X(0|1)=(1p)q であるから、求める確率は、 PX|Y(1|0)=(1p)qp(1q)+(1p)q=(1p)qp+q2pq である。